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精神科で働かないと分からない!?精神科で働くことの魅力3選!!

倫理、哲学

はいどーも(^^)/

精神科看護師10年の中堅ナースささやんです!!

突然ですけど、精神科で働くことのメリットって知ってます??

大体想像つきますよね??

・コミュニケーションが学べる

・業務が楽

・職場の雰囲気がいい

・メンタルケアを学べる

・残業が少ない

大体こんな感じでしょうか?

もちろん上記も代表的なメリットなのですが、

皆さんが知らないメリットが他にもたくさんあるんです!!

今回は10年精神科で働いてきた経験から、意外と知られていないメリットだけを紹介していきたいと思います。

倫理観を学べる

これだけは言っておきたい。

新卒、若いうちこそ精神科で働くべきだ!!

「え??何を言ってますのん。最初はフィジカルアセスメント学ぶべきで、一般科一択でしょ!」

なんて声も聴かれるような気がしますが、、、

ではなぜ新卒で精神科なのか。

理由としては、一番は倫理観を養うことが出来るからです!!

精神科って学校で習ったかもしれませんが、一般科と法律が違うんですよ。

一般科は医療法。

精神科は精神保健福祉法。

この違いがあるからこそ倫理観が重要になってくるんです。

精神保健福祉法では、隔離・拘束ができたり、入院形態によっては強制的に入院させることが出来たりします。

それって患者の権利や、人権、倫理的行動なんかに直結するようなことなんですよね!!

実際はたらいていると、任意入院で来る人って意外と少ないんです。

大体が鬱とか、不安神経症とかで調子が悪くなって受診→入院の流れになります。

統合失調症で幻覚、妄想みたいな陽性症状がひどいから入院させてほしいっていう人や

認知症で物忘れがひどくなってきたから入院させてほしいなんて人はいません!!

大体、家族の人に連れられて受診して、医療保護入院になります。

「どうしても入院の必要性が理解できない人が多いので仕方ないよね、、、」

って思っているのがすでにヤバいんです!!

最近は認知症患者さんが本当に増えてきました。

精神科だけでなく一般科の患者も認知症患者が増えてきたと思います。

認知症患者の入院時の診察の場面にも入りますけど、

家族からもしっかりと説明されないまま、病院に連れてこられて

これから何をされるかもわからない状態で、「入院ですね!」なんて言われた日には、

同意なんかできたもんじゃありませんよね。

あとは、拘束するときなんかも一般科では拘束についての法律って医療法では定められていないけど、

精神保健福祉法では「精神保健指定医の指示でしかできない」って

しっかりと法律で定められているんです。

拘束なんて実際に見てみると相当ひどいことをしているなって思います。

でもだんだんとその意識が薄れて、

看護師として働いていく上で当然だろって思う倫理観も

働いていくうちにだんだんと薄れていくんですよね・・・

しかーし!!

逆を言えば、倫理的判断を毎日のようにして、鍛えて定着させることが出来るのが精神科なんです!!

人として、看護師としての基本中の基本の倫理観!

もちろん一般科でも倫理綱領があって定められています。

ただ日々の業務に追われてそっちのけになったりしてませんか?

精神科のゆったりした雰囲気の中でゆっくりとみんなと相談して、

倫理的思考力を高めることができます!!

男性看護師が多い

これもよく聞くけど「何がそんなにメリットなの?」って思いませんか?

男性看護師の自分が言うのもなんですが、メリット多いんです!

・職場の雰囲気がいい

女性特有のぎすぎす感みたいなものが少ないです。

実習で経験してきたような地獄絵図とは無縁です(^^)/

・男性看護師は優しい人が多い

出会ってきた男性看護師で厳しいというか、いじわるみたいな人って一人もいませんでした!!

(これはちょっと盛りましたw)

普段は優しいけど、いざという時はびしっと決めるのが特徴ですね!!

・筋トレしている人が多くて頼りになる

患者の移乗や、暴力行為がある時の対応なんかも筋トレしている人が多くて頼りになるので安心できます!

・出会いの場がある

看護師の出会いって意外と少ないんですよね・・・

男性看護師の割合が多いので、イケメン看護師に出会う確率も高くなります!!

出会いを求めて精神科も悪くないかもしれませんねw

退院後までの総合的な看護を磨ける

精神科特有なのが、退院後までの生活を見越した看護が重要だということです。

もちろん一般科でも重要なのですが・・・

一般科よりも考えることが多くなってくると思います。

退院先の選定、服薬アドヒアランス、支援者、地域での生活、食事や入浴、金銭管理、等々・・・

患者の自立と、支援、看護のバランスが難しいんです(´;ω;`)

介入しすぎも自立を促せないし、

かといって介入が少なくても生活が破綻するなんてことにもなりかねません。

総合的に判断したうえで支援していく必要があるんです。

地域で生活できるように関わるなんてことは、

精神科で働いていないとなかなか経験できない事なのではないかと思います。

まとめ

この以外と知られていないメリットって経験してみないとわからないです。

一般科で働いている人も尊敬しています。

どっちが偉くてどっちがダメとかでもありません。

どっちで働くにしても、看護師として働いていくのは知識の積み重ねにもなりますし、

メリットだらけなのではないかと思います。

ただ僕としてはこのご時世、精神看護師がもっと増えてもいいんじゃないかと思います。

ここまでありがとうございました<(_ _)>

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