はいども(^^♪4
精神科看護師のささやんです。
今回は、今注目を浴びている哲学について!!
哲学を学ぶ理由は何なのか・・・
下記記事を参照してください
↓↓
さて、哲学を知る意味は分かったかかと思いますが、具体的にどんなことに活用できるのか。
詳しく解説していきたいと思います。
哲学は万能?!
前回の記事でも紹介したように哲学を学ぶということは「考える力を学ぶ」ということです。
それは、すべての学問の基礎となる部分であり、どんな仕事をするにも意味のあるものになってきます。
例えば最近、注目を浴びている 中田敦彦のYouTuber大学でもいろいろな本の紹介をされていますよね!!
・著者/編集: 吉野源三郎, 羽賀翔一 「君たちはどう生きるか」
・著者/編集: デール・カーネギー, 山口博 「人を動かす」
・著者/編集: スティーヴン・R.コヴィー 「7つの習慣」
などなど・・・
どれも有名な本ですがこれらの本は哲学を題材にしていると思います。
他にも、自己啓発系の本も哲学的な考えです。
他の人の考えを知り、それについて自分なりに考えるのもまた哲学なのです。
精神科に関連する哲学
例えばサイコパス
サイコパスと言われている人は精神科の領域だと思っている人も多くいるかと思います。
サイコパスは元々精神医学の世界で使われ始めた言葉ではあります。
しかし最近だとサイコパス=異常犯罪者となっているのが現状です。
さらに言えば、みんなと同じ行動や言動が出来ていない人=サイコパス
のような風潮になってきている気がします(´;ω;`)
ではサイコパスとは、いったいどのようなパーソナリティを持った人なのか?
・口達者で皮相的 ・自己中心的でナルシスト
・良心の呵責や罪悪感の欠如 ・共感性の欠如
・感情が薄っぺらい ・異常なまでに嘘をつく癖
・衝動的な行為 ・自分の行動をコントロールできない
・常に刺激を欲している ・責任感の欠如
・抵抗なく人を操る ・少年時代に犯罪歴がある
・仮釈放取り消しなどを受けた経験
この項目に当てはまる数が多いとサイコパス傾向があると判断される。
ただちょっと待ってほしい・・・
結構当てはまるもの多いぞ!!
と思う人も多いのではないでしょうか??
このようにサイコパス=異常犯罪者と思われてがちですが、こうしてみると一般的な人にも当てはまりそうな項目が並んでいるんです。
他にもサイコパスが多いと言われる職業は企業のCEOや警察官、弁護士、報道関係、外科医などがあります。
これらの職業は、世間では成功していると思われている職業が多いのではないでしょうか。
あの有名なマザー・テレサもサイコパスだったと言われています。
言い換えれば先ほどの項目に当てはまっているのは強みにもなるということです。
口が達者で抵抗なく人を操れるなら、すごい営業マンになったり、信者を集めることもできるでしょう。
自己中心的で良心の呵責や罪悪感の欠如をしている人なら成功する企業の社長に向いているかもしれません。
ここで何が言いたかったのかというと、先入観や自分の知っている知識など、物事を一側面でしかとらえないのではなく多側面から捉えなければならない、ということです。
特にこの考えが「答えのない」と言われている精神科でも役に立つものだと思います。
精神症状も様々であればアセスメントする人にも個性が現れます。
統合失調症やパーソナリティ障害と言われている人・・・
・そもそも妄想や幻聴は悪いことなのだろうか?
・話し方が奇妙になったり、抽象的になりすぎたり、具体的になりすぎたりするけどそれって個性ではないの?
など今まで自分がおかしいと感じてきたことをもう一度考え直してみることで、相手を理解することや、精神症状のある人とコミュニケーションを取りやすくなることにつながるかもしれません(^^)/
以上次回はビジネスでも哲学?!に触れていきたいと思います。
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