はいどーも(^^)/
精神科看護師のささやんです!
本日は30歳(^^)/となりましたので、節目としまして、今までの看護師人生を振り返り、自分の看護観を見つめなおしたいと思います(^^)/
看護観は人それぞれ、違っていますが、少しでも共感出来たり、参考にしていただければと思います!!
看護師を目指している人はきっかけに!
現役ナースは再確認に!
お役に立てばと思います。
看護観とは??
ではまず看護観は何ぞやと。
看護観とは「看護師として働いていく上で患者にどのような看護を提供するかの考え」ですね。
看護観は看護師個人個人で違います。
その時の立場や、状況によっても変化していくものです。
ささやんの看護観
では昔の看護観はというと・・・
学生時代は最後の実習が終わった後に事例を通して看護観の発表を行いました。
その時は精神科実習の事例を通して、ヒルデガード・E・ペプロウの理論を用いて、人間関係の重要性について発表した気がします😭
理由としては元々人と関わる仕事がしたくて看護師になったのと、
精神科の病院に就職することが決まっていたことがあると思います。
実際、人間関係構築の重要性は精神科看護のなかで最も重要になってくるものだと思います。
それは今も昔も変わっていませんね。
さすがH・Eペプロウです!w
ただ根底は変わっていませんが経験を積んでいく中で自分の看護観というのが明確になってきたかなと思います。
精神科看護に従事してもう10年目になります。
働いていくと業務優先になり患者対応がおろそかになってしまったり、患者中心に看護を展開できなかったり・・・もやもやがたまっていきますよね。
色んなもやもやが溜まります。
患者にため口をきいている看護師を見た時・・・
患者のトイレ希望を却下し、トイレへ行かずおむつでの排泄を促しているのを見た時・・・
業務的な食事介助をしているとき・・・
入院してから患者のADLがさがり車いす生活になった時・・・
このもやもやの正体は何だと考えたら、自分がされて嫌なことだと思います。
小学生でもわかります。
自分(または家族)がされて嫌なことは人にするな。
ただ働いていくとこの心って業務優先になって忘れていくんですよね・・・(´;ω;`)
ただ看護の根底は変わっていません。
人間関係の重要性です。
看護師は接客業です。
給料をもらって、プロとしての接客・サービスを求められています。
これは自分の考えですが、「いくら専門的な知識を持っていても、信頼できなければ終了」だと思います。
重要なのは、その信頼関係を築いていくにはどうすればいいのか??
ってところですね。
認知症看護でもユマニチュードやパーソンセンタードケア、カンフォータブルケアなどが取り上げられています。
本を読んでみると、普通のことしか書いてないんです。
それは人には優しく、笑顔で接するとか、嫌なこと(処置)をするにはできるだけ短い時間で追終わらすとか、患者の自尊心を傷つけないように接する等々・・・
ただそれが出来ていない看護の現状があるからそのようなケア技法が次々に発表になっているんじゃないかなと思います(´;ω;`)
まとめ
今自分が大切にしていることは何か??
それは相手の立場に立って考える事です。
基本的なところです。
自分がされて嫌なことは人にはしない。
嬉しいと思うことを提供してあげる。
それをしていけば誠意が伝わり患者の信頼も得られるし、家族へ対しての対応も変わってきます。
精神科に入院している患者の家族は、一般の病気で入院するのとは違う部分があると思います。
精神疾患は完治することが少なく、再発率が高く、そして長く付き合っていく病気が多いです。
周りからの目、経済的負担、疾患による異常行動など普通の病気とはまた違ったストレスが多いかと思います。
精神疾患は家族の協力も不可欠になりますので、疾患だけでなく、家族や周りの環境を含めた看護が重要です。
そんな中で家族へ対しても信頼関係を築けると、良い看護になりそうですよね!!
業務に追われ、マンパワー不足もあり、簡単なようでなかなかできないですが、意識はしていきたいと思います。
皆さんも自分の看護観について一度考え直してみてはどうでしょうか??
今後の看護を展開していく上で、振り返りを行うと、意外と見えていなかった部分が見えてくるかもしれませんよ(^^)/
他人の看護観には賛否両論ありますが、自分の中で大切にしておきたい部分はしっかりと持っていたいですね。
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