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そうだ看護研究をしよう(^^)/ みんなが嫌がる?!護研究について

精神科看護

はいどもー(‘ω’)ノ

精神科看護師のささやんです。

今回は看護師になると嫌でもする可能性がある看護研究について!!

僕は臨床で看護師をして、9年目になりますが、今までで、4回の看護研究を行ってきました。

多いほうだと思いますが、意外にも研究は好きなのでそんなに苦じゃなかったりします。(変態ですねww)

「まじだりぃ」「つらたん(´;ω;`)」「やりたくない。」「辞めたくなる・・・」など今までで色んな負の感情を目にしてきましたw

今回は看護研究の必要性や各病院・施設での環境などを含めて、解説していきます。

看護研究とは・・・??

まず、看護研究とは何か。

スーザン K. グローブらは,看護研究とは「エビデンスに基づく看護に直接的に間接的に影響を与えるこれまでの知識を検討したり,その知識を精錬したり,新しい知識を生み出す科学的プロセス」と定義しています。

https://www.igaku.co.jp/pdf/1612_heart-03.pdf

なんのこっちゃと思いますよね。

なので今回は自分がなぜ看護研究が必要なのかを2つに焦点を絞って書いていきます。

看護研究の必要性

①知識をつけることができて、理論的に考える練習になる。

皆さんは日々業務の中でアセスメントをしていると思いますが、しっかり論理的に報告や、アセスメントが出来ていますか??

日々の業務に追われ、ただただルーチンをこなしている日々を過ごしてはいませんか?

もしくは、自己研鑽のために研修に参加したり、勉強会に参加したりしていますか?

今まで働いてきた精神科の中で、自分のために勉強している人は少数でした(´;ω;`)

「そんなこと言ったって、時間のない中、研究して、身体も心も疲れはててまでやる意味あんのかよ」となりますよね。

しかし、看護師は自己研鑽を求められていると思います。

医療は日々進歩していますので、今までやってきたことが急に間違った方法や患者に害を与える方法になってしまう可能性があるんです。

例えば、褥瘡処置とかでは、今でこそ湿潤を保つのが主流になっていますが、昔は乾燥させて瘡蓋を作るように処置していましたよね。

患者に害を与えてしまうのは本末転倒です。

なので新しい知識を増やしていかなければならないのが医療職の務めだと思います。

看護師もなかなか勉強する時間を確保するのも難しいですよね・・・

そこで看護研究です。

看護研究の目的として新しい知識を得る事だとらえています。

看護研究のメンバーになると嫌でも研究をしなければならないですよね。

僕だと入職してすぐ、水中毒の研究を行いました。

授業でもうっすらとやったことあるかな?

レベルの知識しかなかったです。

でも研究をすることになって調べるうちに他の職員より知識がついていったんです。

研究をするためにはしっかり病気のことであったり、症状や治療方法についても調べます。

普通に勉強会に参加するより、知識が身につくんやないかとも思えるほどです。

そして、論文を作成するときは、内容を論理的に考えていきますよね。

普段の業務じゃ忙しくて考えれなかったようなことを考えるきっかけになります。

論理的思考を鍛えられる方法にもなるんです!!

②積み重ねが看護の発展につながる

特に精神科看護において言えることですが、精神科では病気一つで様々な症状をきたし、その対応を試行錯誤しながら日々の患者の対応に追われています。

対応に困ったことはありませんか?業務が忙しくてマンパワーが足りないだろ!!と思ったことはありませんか??

そんなときに役に立つのが看護研究なんです。

正解がない精神科看護だからこそ論文は重要になってくるんです。

様々な病気や症状、対応方法などについて研究がたくさん出ております。また、即自分の病棟や病院でも使えるような業務改善報告が上がってきたりもしていますね。

マンパワーが不足しているからこ、その人に合った看護を展開することで、患者が落ち着いたり、今まで試行錯誤してきた時間を短縮できますよね。

そして、その様々な症例の積み重ねが、精神科看護の未来を照らす一筋の光なのかもしれません。

看護研究の環境面

「時間外で手当てもつかないのにやりたくないよ」

「やってもつらいだけでしょw」

という人もいます

前の職場では究は業務時間内にやるというスタイルで、残業しても15分単位とかで残業代が出ていましたね。

だいぶ助かりましたしやる気も出ました(^^)/

上司から説得されてとか、半ば強制的に研究をやらされる方も多いと思います。

ネットやSNSを見ているとしっかり時間を確保できなかったり、残業代をもらっているところが少ない気もしますね・・・

どのような環境が必要か??

①病棟全体で協力してくれる

②業務時間内に研究をする時間を作ってくれる。

③業務時間内に時間が作れないのであれば、残業とみなしてくれる

④研修費を負担してくれる

のが大事だと思います。

たまに、研究者しか研究内容を知らないこともありますが、病棟全体の協力がないと研究が進まないことが多々あります。しっかり協力してくれることでいい研究が出来上がります。

そして、時間ですね。

ただでさえ忙しいのに、病院の決まりとかで毎年、看護研究を行っているはずです。

発表を聞く&することで、医療者全体のレベルアップになり、病院にもプラスにはたらくのですからしっかり時間の確保をしてもらいたいです。

そして病院の指示ということは業務命令にもなりますので、残業代もしっかり出すことで、モチベーションのアップにつながります。

研究は自己研鑽だけのものではないと思いますので、研修費やそれに研究に伴う予算など負担してくれることで、「めんどくさい」と思いながらも仕事として研究に取り組むことが出来ると思います。

まとめ

自分の意見が多々入っているかもしれませんが、スタッフはそれを希望していると思います

病院側の意見もわかりますが、フォローをしっかりとしてくれないと、無駄な研究になって終わってしまいます。

ブラック病院ばかりになってしまうとつらいので、世の中の風潮が変わってホワイト病院が増えてくれるといいですね(´;ω;`)

では、ここまでありがとうございました<(_ _)>

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