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怒るのは無駄?!5つの習慣でできるアンガーマネジメント!

精神科看護

はいどーも(^^)/

精神科看護師のささやんです。

今回は人間の感情「怒り」についてです。

看護師は接客のプロだと思っています。

ぶっちゃけ患者さんの行動や振る舞い、言動にイラっとくることも多々あります。

看護師だって人間だもの・・・

そして仕事以外にも同僚や上司、家族、友人の言葉・行動に「イラッ(# ゚Д゚)」てくることはありませんか??

今回はそんな怒りについての解説と対処法を解説していきます。

怒りとは??

怒り 怒り(いかり、英: anger)とは、人間の原初的な感情のひとつで、様々な要因・理由で起きるもの。 例えば目的を達成できない時、身体を傷つけられた時、侮辱された時などに起きるものである。 憤り(いきどおり)とも言う。

ウィキペディアより

さて、こんな「怒り」ですが、コントロールできるのでしょうか??

最近はアンガーマネジメントも流行ってきていますね。

看護の世界でもアンガーマネジメントの研修が開かれたりしている程有名になってきています。

そして現代に必要だからこそ、流行ってきているのかもしれませんね!

怒りは必要なの??

結論から言うと「怒り」は必要だからこそ、人間や動物に備わっているんです。

怒ると人間の身体では何が起きているのか。

それはアドレナリンやノルアドレナリンが大量に分泌され、ブドウ糖や酸素を全身に送ろうと脈拍を速くして血流を増やします。

交感神経に刺激を与えるんですね。

交感神経にが刺激されると

・心臓機能の亢進

・末梢血管収縮

・血圧上昇

・肝臓、筋肉にたくわえられていたグリコーゲンを分解して血糖値を上げる

などの働きがあります。

なので闘争するときには心肺機能を上げ、血糖値を上げることで戦いやすい身体を作っているんですね!!

怒る→交感神経を刺激する→戦うための準備をする。

なので動物には「怒り」の感情が備わっているんです。

しかし、アドレナリンやノルアドレナリンはストレスホルモンとも言われています。

ストレスは「悪だ」と思われているかもしれませんが、必要だからこそストレスを感じることがあるんです。ストレスに関しての詳しいことはまた別の記事で書くことにしますが、、、

ただ些細なことで怒ってばっかりだとストレスを感じ続けることになりますよね。

ストレスも体には必要ですが、過剰なストレスにはいいことがありません。

ストレスを受けると様々な影響が心身共にでますよね(´;ω;`)

強いストレスを受け続けると・・・

・胃潰瘍・不眠・高血圧・糖尿病・がんにまで関係しているのではないかとの研究もあり、早死にするとまで言われています。

そこで、怒りについての対処法を解説していきたいと思います。

怒りへの対処

怒りへの対処・・・何をすればいいのか。

それは「自分の考え方を変える」ことです。

怒ってばかりいるとどうなるのかは先ほど解説しましたが、そもそも時間の無駄ですよね?

あなたが怒って何かが変わるんですか?

普段仕事をしているとき、生活しているとき、怒ることで、物事がいい方向へ向かったことってありますか?

怒ったとしても結果は同じ事が多いです。

実際に見た例ですが僕がジムに通っていて、筋トレのベンチが2台ありました。

どちらも空いていたのですがAさんは、いつも使用しているほうのベンチに荷物を置いて場所を取っていおきました。

着替えて戻ると荷物が横のベンチにずらせされており、そこにはBさんがベンチプレスを行っていました。

Aさんは怒ってBさんに「そこどけよ。俺が場所取ってたんだから。」Bさんは無視して筋トレを続けます。

そしてしまいにはケンカになってしまいましたが結局Aさんは隣のベンチで筋トレをすることになりました。

このやり取りを見ていて、まず思ったのは「結果は同じであった」ということです。

ぶっちゃけ自分のものを勝手に移動されて使いたかったベンチを取られたのだからイラっと来ることもあると思います。

しかし、結局違うベンチで筋トレできているので得られる結果は同じですよね?

怒ってケンカしている分時間の無駄じゃないですか?

得られる成果が同じなら怒りを感じて、ストレスを感じる分損してますよね。

さらにマイナスに働くこともあります。

例えば、仕事のできない新人がいて、新人がちょっとミスをしただけでも怒る人はいます。

まず、あなたは怒ることでストレスを受けます。体に害です。

そして、人は怒られると委縮して、十分なパフォーマンスを出すことが難しくなります。

そして委縮した新人は人間関係が原因で仕事を辞めます。誰しも怒られながら仕事はしたくありませんから。

そうなると新人の仕事も結局自分に回ってきて、自分の仕事量が増え、いつまで経ってもつらいままです。そんな人は出世もできません。

マイナスに働いていますよね(´;ω;`)

だんだん怒っても無駄だと思ってきませんか??

具体的な対処方法

さて、ささいな怒りが無駄だと理解したと思いますが、、、人はそう簡単には変わりません( ;∀;)

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられるんです!!

今なる怒りの価値観を作ってきたのは過去の自分です。

しかし対処方法を実践して、体になじませることで未来を変えていけるんです。

それでは怒りを感じた時、どのような対処、思考をすれば良いか。

数ある中の一部5選を紹介します。

①しょうがないと思う

先ほどのジムの例でも紹介したように、嫌なことをしてくるとか失礼なことをする人はいるものです。そんな時「しょうがねぇなぁ。

こいつは失礼な奴なんだから今度からか関わらんとこ」と思って、少しの我慢をします。

得られる結果は一緒ですから。そして、その失礼な奴に関わっているほうがストレスを感じちゃいますからね!!

あとは認知症の患者さんへの対応とかでもよく考えますね。

認知症自体は治らないので、対称的なかかわりをするしかないと思いますが

・放尿や弄便

・脱衣行為

・暴力行為

・トイレをペーパーで詰まらせる

「何でこんなことするの?!?!」と思うことが多々ありますww

なんでって言っても認知機能が低下して、わからなくなっているんだから仕方ないですよね。

むしろ不快に思っていることを取り除いてあげることが重要で、対処をしていくことで自分のストレスも軽減されるのではないかと思います。

②ちょうどよかったと考える

例えば、冷蔵庫に冷やしてあった楽しみにしていたコーラを家族の誰かに飲まれてしまいました。

冷蔵庫には黒ウーロン茶しかありません。

ものすごくイラッてきませんか?

そんな時は「ちょうどよかった」と声に出して言ってみてください。

ちょうどよかったと声に出して言うことで、何がちょうどよかったのか脳が勝手に理由を探してくれます。

「最近太り気味だったし、コーラなんて飲まなくてちょうどよかったな」と考えてくれるんです。

③最初の感情を大切にする

あなたは父親で帰りの遅い娘がいたとします。

娘が帰ってきたときに「一体何時だと思ってるんだ。いい加減にしなさい!」と怒っています。

こんな時、ほんとに最初に感じた感情は怒りでしょうか。

最初に感じたのは心配する気持ちだったんではないでしょうか?

最初の気持ちを大切にすると「何かあったんじゃないかと思って心配したよ。帰りがお遅くなる時は連絡してね。」と言えたはずです。

そうしたら娘にも嫌な思いをさせずに済みますし、自分も関係を壊さなくていいからプラスですよね?

④クリティカルシンキング

クリティカルシンキングについては過去記事を参照してください。

先ほどの父娘を例にしてみると

ほんとに自分は帰りが遅いことに関して怒っているのか?

心配しているんじゃないか?

帰りが遅くなったのは理由があったんじゃないか?

連絡できないほどの用事があったのではないか?

など自分の怒りの感情に批判的に考えてみるのです。

そうすることで、感情を優先し怒るのではなく、理論的に考えることが出来るかと思います。

⑤寝る

何をしてもイライラが収まらないときはあるでしょう。

そもそも怒りは6秒でマックスの怒りに達すると言われています。

しかし、考えても考えてもイライラが収まらないとき、

そんな時は寝ちゃいましょう!!

多少はお酒とかも飲んでいいと思います。

脳が疲れているとイライラしやすくなりますので休息を取りリフレッシュしましょう。

寝て起きた時「あれ?昨日なんであんなに怒ってたんだ?しょうがない。まあいっか。」と思えることもあると思います。

今回はここまで!!

今後は怒りについて病院や現場であった話を交えて、記事にしていきたいと思いますw

ありがとうございました<(_ _)>

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