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倫理的判断にこまったら・・・

精神科看護

はいどーも(^^)/

精神科看護師のささやんです。

今回は倫理的判断に困ったら・・・??

ということで、今回は倫理的判断に迷ったらどう対応しますか??

看護師をしているといろいろな判断をしなければいけないことがたくさんあります。

精神科で勤めていると

疎通が取れず、自己決定を尊重できないこともあったり、

認知症の方の尊厳を考えたり、

不穏状態の人に鎮静をしたり

困ったケースはたくさんあるし、現在進行形です。

今回は具体的に例を挙げて解決方法を示していきたいと思います。

倫理とはなにか??

まずは基本的なところから!!

倫理とは人として行うべき筋道のことです。

看護師として働いていると日々の実践の中で、

患者に対し何をどのように行うのかというケアを選択するときに、

倫理的判断が必要になります。

看護を必要としている方にとって最良のケアとはそれぞれ違います。

その人が持つ価値観によって変わるからです。

関わる人の価値観を明確にして何をケアとして提供するのかを考えなければなりません。

精神科での権利擁護

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精神科では特に患者の権利を擁護する必要があります。

患者の病状によって現実認識能力や判断の力が変動するといった特徴があります。

閉鎖病棟への入院や隔離、拘束、面会の制限、電話の制限など精神保健福祉法に基づいて行っている治療とはいえ、

基本的人権に制限を加えるものであります。

精神科看護師は療養生活の中で患者の意思決定を保証していく援助や意思決定を支えることが必要になってきます。

患者の家族が亡くなった知らせるべき??

ここからは経験して困ったことや、いざそうなった場合に考えてしまうようなことを例題にして解説します。

あなたなら、精神科に入院している患者の家族が亡くなったらどうしますか??

僕も何度か経験してきています。

実際には落ち着かなくなるからと患者に家族の死を伝えるのが遅くなったり、伝えなかったり。

病状によってはすぐに伝えることもあったりと対応は様々でした。

ただ、倫理的観点から考えるとどうなるのか。

それはたとえ患者が不安定になると予測した場合であっても患者に本当のことを伝えるべきです。

家族の死はショックなことです。が、事実を知らされることで、患者は家族の死に向き合っていくことが出来るからです。

家族が亡くなるということは人にとって大きなショックを受けます。

精神疾患を持つ場合、認知のゆがみや自我の脆弱性のために反応が大きく出る可能性があります。

しかし、実際に経験したケースだと認知症の患者で帰宅要求が強い患者さんがいました。

入院中に夫が亡くなられたのですが、伝えるとさらに不穏になるのではないかとスタッフ間では話し合われていました。

家族の希望もあり、葬式にも参加させたいとのことで実際に伝えてみると、今まで認知症だったとは思えないほど、

しっかりと葬式の準備や今後のことについて、あれ忘れないように!とか、これはやったの?とかしっかりと対応できていたのを思い出します。

以前の医療現場ではがん患者に対して、患者の不安が強くなるのではない、希望が持てなくなるのではないか、との理由で家族や医療者が判断して、患者に伝えないことが通例でした。

しかし、人生の選択をするのは患者本人であり、真実を知って自己決定するという考え方が一般的となってきています。

精神障害者の中には現実検討能力が低下している方もいます。

医療者や保護者は思考や認知の障害があると考え、患者のためにはこれが良いという判断をしてしまいがちです。

これは患者の権利を侵害しているという認識でなく患者のためという認識で行っていることが多いです。

しかし、精神障害者だからと言って、本当のことを伝えないのは権利の侵害していることになります。

家族が亡くなるということはショックな出来事ですが、そのことをきちんと悲しみ、別れの作業をして、先に進んでいくことが必要です。

患者に真実を知らせないということはその作業を奪ってしまっているのです。

家族が知らせないでほしいと言っている場合には、患者にとって真実を伝えないことの意味や伝えることの意味を説明し、家族とよく話し合う必要があります。

患者に家族の死を伝えるときには??

患者に真実を伝えるときには配慮とサポートが必要になります。

医療関係者など患者を取り巻くスタッフと話し合って患者が家族の死をその人らしく受けいれることをサポートすることが大切です。

落ち着いた環境でプライバシーに配慮し正直にわかりやすく伝えます。

患者の感情表現を促し、感情を受け止めるようにします。

告知後の患者は早く反応する人もいれば、遅い人もいます。

外見からは反応がわからない人もいるため、注意が必要です。

まとめ

精神科には認知能力に限界のある患者もいます。

その患者に対する決定を誰が行うのかということがはっきりしていない場合もあります。

その患者に人としての尊厳・権利がある事を忘れず、患者と向き合っていくことが大切になってくるんですね!

以上ありがとうございました!!

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