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【疾患理解】うつ病がわかる【簡単解説】

精神科看護

はいドーモ(^^)/

精神科看護師のささやんです!!

今回のテーマは「うつ病」です!!

現代ではいろいろな種類のうつ病も現れてきており、新型コロナの影響もあってか鬱の方が増えてきていませんか??

鬱ってよく聞くけど、実際はどんな病気?

気分が落ち込んでるだけで薬で治るんでしょ??

って思っている人もいるかと思いますが、、、

皆さんが思っているより、難しい病気なんです(´;ω;`)

そんな「うう病」を専門的に理解して、看護へつなげましょう。

「うつ」とは??

まず、様々なライフイベントによって気分が落ち込むことは誰にでもあります

健康な人でも、相応した「気分の波」の変化は生じるのが自然であって病気ではないのです。

なので「元気が出ない」「気分が落ち込む」「やる気が出ない」「食欲がない」など、普段の調子と違うことは誰にでもあることをまずは理解しておきましょう!!

さて、それでは医療の対象となる「うつ」はどのよなものでしょう??

①憂鬱な気分、興味や意欲の消失、などの症状が基盤にあり、さらに生活に何らかの支障が生じている

②いくつかの関連した症状がみられ、それらが途切れることなく一日中持続して2週間以上たっても改善が見られないような場合

これらの症状があるのならば病院へ行って治療が必要になってきます。

うつの精神症状と身体症状

「うつ」といえば精神的な不調をまず連想されるかと思います。

しかし症状は様々で、精神症状だけでなく、身体症状に現れます。

身体症状のほうが先

行して出現するケースも少なくないので、治療が遅れることがあるので注意が必要です。

「うつ」の精神症状

気分の異常:抑うつ気分

思考の異常:集中困難、判断力・決断力低下、絶望感、劣等感

意欲の異常:活動量低下、感情表出の減少、精気の欠如

睡眠障害:入眠困難、熟眠困難、早期覚醒

その他:不安感、焦燥感

「うつ」の身体症状

消化器症状:食欲低下、味覚異常、便秘

生殖器障害:性欲減退、勃起不全、不感症、月経異常

全般症状:易疲労感、脱力感、無力感、疼痛、心悸亢進

があります。

うつの原因は??

うつの原因は現在解明されていません(´;ω;`)

神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが減少するとうつ症状を引き起こすと言われています。

ただ、なぜこの神経伝達物質が減少するかはわかっていないのです。

なので抗うつ薬での対象療法を行っていくしかありません(´;ω;`)

病態や鬱の種類、分類、神経伝達物質の事に関しても記載していますのでご参考にしてください。

抗うつ薬について

これまでに世界で開発された抗うつ薬hあ数十種類あります。

性質は違っても、すべての抗うつ薬で共通していることがあります。

それは、「特効薬のようにすぐに症状の改善をもたらさない」ということです。

ではどの程度の日数で効果が出てくるのか・・・?

抗うつ薬の選択があっていれば、平均2~3週間で治療者は客観的に「症状が改善してきた」と感じます。

しかし、当事者が「楽になってきたなあ」と感じるのは平均4~6週間かかります。

なぜこのようなずれが生じるのか。

それはうつでは認知機能の低下が生じ、変化を感知することや、客観的に評価することが、難しくなっているからだと考えます。

それらが回復してからでないと、効果の実感がわかないため、実際に回復が始まっても、効果を感じるのに時間差が生じるのではないかと考えられています。

この時間差があるため、治療者と当事者がともに「症状が軽快してきている」と感じるのは6~8週間ほどかかります。

この時点で健康な状態の70~80%まで回復してきていることが多いですが、負荷がかかると容易に後戻りするので、さらに数か月の間は落ち着いた状態の抗うつ薬服用量を維持し薬物療法を続ける必要があります。

なので患者へ説明するときの注意点としては

①効果が出るまでは時間がかかるので悲観的にならない

②内服を続けることの必要性

この2点は抑えておいたほうがいいかもしれませんね(^_-)-☆

まとめ

うつ病が理解出来たら次は抗うつ薬について調べましょう!!

どんな治療があって、どんな薬を内服して、どんな看護を実践していけばいいか、、、

調べたらきりがないですね。

抗うつ薬について記事をまとめましたので是非参考にしてみてください(^^)/

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